共済とは?
すべての学生に加入して欲しいのです!
大学は、高校とは生活範囲や環境が異なります。学生ならではの事故(ケガ)での入通院や病気で入院することも少なくはありません。このため大学入学の時期には、改めて大学生活に合う保障制度を選ぶ必要があります。
大学生協の学生総合共済は、2024年4月の新入生の約43.8%が加入する、学生どうしのたすけあいの制度です。少しずつ掛金を出し合う共済制度にすることで、充実した保障内容を実現しています。みなさんが加入し、制度を活用することで、様々な事故防止や病気防止の取り組みへもつながっています。
しかし、全員の方の加入には到っていません。共済の窓口では、何らかの事由で加入をされなかった方が、ケガや病気をしてしまった場合にご相談をお受けしても、残念ながらお力になることができません。だからこそすべての皆さんに加入いただき、松山大学生協は、ショップや食堂などとあわせ、松山大生のみなさんのトータルサポートを行っていきたいと願っています。
他の保険に入っているから大丈夫?
「他の保障制度に加入している」という方もいらっしゃいますが、その保障内容をご確認ください。
大学生の生活実態にあわせて設計している共済だからこそできる「少ない掛金」と「充実した保障内容」が、学生総合共済であり、多くの方に加入していただいています。
自宅生だから大丈夫?
確かにご両親の元におられる分、安心感はあります。しかし、自宅生のほうが危険率が高い傾向のものもあります。例えばバイク事故によるケガ。自宅生は通学などでバイクや自転車に乗る機会が多く、事故によるケガでの入通院経験は自宅生の方が高いのです。
これまでの給付の状況から自宅外生との差はないのが実態です。こうしたことから自宅・自宅外を問わず、学生総合共済をおすすめしています。
学生総合共済とあわせておすすめする2つの保険(学生賠償責任保険、就学費用保障保険)を皆さんの生活スタイルに合わせて選んでいただき卒業まで、安心して学業を続けることができるよう願っています。 |
制度概要
大学生協の学生総合共済には大学生協の学生組合員が加入できます。
掛金が少なくて保障が充実
1ヶ月あたり1,200円(生命共済の掛金)。多くの学生に安心して大学生活を送っていただくために、掛金をできるだけ抑え、学生生活に必要な保障をつくっています。
小さなケガや1日の入院でも給付
入院は病気も事故も1日目から保障。事故通院は通院1日目から90日まで保障、通学やアルバイトに支障が出やすいギプスなどの固定期間についても保障します。
給付申請は学内でできて簡単
学内の生協窓口で簡単に申請できます。申請書類を提出すると、所定の日数以内に給付されます。
国内・海外を問わず24時間どこでも保障
学内・学外を問わず、海外留学や旅行中も保障されます。行動範囲が広い大学生ならではの保障内容です。
卒業まで学業を続けられるように
扶養者が事故で亡くなられた場合、500万円保障。
保障内容
病気の場合
病気による入院は1日目から360日まで保障。手術は、1回につき50,000円の保障。
ケガの場合
ケガによる入院は1日目から200日まで保障、通院は1日目から90日まで保障。アルバイト中のケガも保障されます。手術は、1回につき50,000円の保障。ギプスなど固定具を装着した場合の保障もあります。
共済担当者より保護者の方へ
~たくさんの病気や事故の学生さんに接するからこそ、なくしたい病気やケガ~
生協の共済にご加入ください
生協窓口に、給付に来られた方は皆さん大変な思いをされています。その後、なんとか快復され共済金を受け取られた時には、ほっとした表情や嬉しい表情をされます。私たちも一番嬉しい時です。ご本人は「入院・通院中は、バイトにも行けず困っていたが、共済金をいただいて良かったです」とおっしゃいます。バイト収入も生活費の一部なのですね。
学生さんに、共済金をお支払いする時には、「この共済金は、全国の学生の皆さんのたすけあいの気持ちです。少しずつ出し合った掛金があなたにおくられていますよ。」とお話しています。
給付申請のご案内や給付事例を紹介する“共済だより”を年1回発行しています。“共済だより”を作成している時は給付申請忘れが1件でも無いようにという思いです。私たちの仕事そのものは、事務的なものですが、単にお金を渡すのみではなく、学生どうしがたすけあうという気持ちを形にしたのが共済だと思っています。
一方、先日、ケガをした学生さんが生協窓口にいらっしゃいましたが生命共済に未加入でした。ケガも痛々しいのですが、何もしてあげられないことがつらかったです。ご父母の皆さん・学生の皆さんぜひ共済に加入していただいて、たすけあいの輪に参加してください。
松山大の給付状況
ご存じですか? 大学生活には危険がいっぱい!!
下記のグラフは、松山大学における学生総合共済2023年4月~2024年3月の1年間の給付状況です。大学生活の中でいろいろな病気や事故が発生しています。
学生総合共済の給付状況について(2023年4月~2024年3月)
●松山大学生活協同組合では2023年度1年間で248件・13,216,000円のお見舞金(共済金)をおくることができました。
昨年の給付状況は、病気76件・交通事故61件・スポーツ事故60件・日常生活の事故31件と不注意でなく日常生活で誰にでも起こりうる事故
や、些細な出来事でのケガが多いのが特徴です。
また、大学生活ではバイクでの通学や移動も増え活動範囲も広がるので保証を備えておきましょう。
共済金給付申請方法
手続きの流れ
1,生協本部事務所にお越しください
入院中・帰省中など窓口に行けない場合は、電話にてご連絡ください。
生協本部事務所 0120-709-239
受付時間 月曜日から金曜日 10時~18時
必要な書類は生協にありますので、事前に診断書をとる必要はありません。また生協への連絡は状況が落ち着いてからで構いません。
2,生協で申請に必要な書類を受け取ります
病気やケガの状況をお聞きします。窓口に来店される場合は必要な書類をお渡しします。お電話の場合は郵送します。
【注意】病院・接骨院などの領収書・レシート・診察券・薬の袋はなくさないように保管しておいてください。
3,生協に書類を提出します
病気、ケガの場合は治療等が終了してからで構いません。直接窓口に書類をお持ちください。共済金の給付は審査などの手続きのための書類を提出していただいてから所定の日数以内に給付されます。
給付窓口はこちら
保障内容と掛金
詳しい保障内容と掛金につきましては生協本部事務所へお問い合わせください。
松山大学生活協同組合 本部事務所 089-924-9262 担当:曽我部
大学生協の学生総合共済
CO・OP共済公式ホームページの勧誘方針
全国大学生協連奨学財団 たすけあい奨学制度
たすけあい奨学制度のことを知ってください
1.大学生協奨学財団がめざすこと
大学生協は大学生活を支える保障制度を組合員におすすめし、育ててきました。
さらに、1991年から勉学援助制度を開始し、扶養者のご不幸に際し学業継続のための緊急支援を、全国の大学生協と組合員からの寄付で賄ってきました。
この取り組みは、今日まで28年間にわたり続いており「たすけあい」の想いを拡げ、培ってきました。
その想いを日本の大学・社会に大きく広げるために、全国の大学生協は、全国大学生協連を設立者として、その法人化60周年を記念する年に大学生協奨学財団を立ち上げました。
これまで 以上に、全国の大学生協と大学生協奨学財団が連携した取り組みを行い、日本の社会と大学に 「たすけあい」の想いを広げることをめざします。
給付を通じて全国の大学生協の、顔のみえない仲間から援助があったことが受給者の心の支えにもなっています。
大学生協奨学財団は勉学援助制度の想いを継承し、緊急時の経済的・精神面な支えを広げ、社会に貢献をします。
大学生協は、組合員のたすけあいの組織として生まれ、大きく発展してきました。
今では、大学コミュニティのみならず社会的にも注目される重要な存在となっています。
これまでもユニセフ募金や被災地支援など、組合員の協同の想いが形になり社会に貢献してきました。
同じように、大学生協の無い大学の学生も視野に入れながら、奨学金がすべての応募者に給付できること、 新たな奨学内容を盛り込んだ制度を拡大することが願いです。
大学生協奨学財団は、これまで培ってきた「たすけあい」の想いと行動を土台に、すべての高等教育機関に「たすけあい」の取り組みを拡げることで大学生協の価値を高めることにも貢献します。
学びの機会をあきらめたくない学生のためにも、「たすけあい」の想いに賛同する人・団体を、他の協同組合・企業等に拡大し、関わる方すべてに、大学生協奨学財団へ貢献することが、学生を応援し、社会の財産になると感じられるようにしていきます。
大学生協奨学財団は、大切な財源を管理し、公正で安定的な運用をめざします。
私たちは、全国の大学生協とともに、めざすことの内容を具体化し、奨学金給付をはじめとする事業の内容及び規模で社会に誇れる「大学生協奨学財団」をつくりあげ、大学生協とともに、 大学社会・日本社会に「たすけあい」の想いと協同の精神を広げ、学生の修学支援をして社会貢献をしていきます。
2019 年 12 月 14 日 全国大学生協連奨学財団
2.松山大学生協の取り組みについて
松山大学生協でも1992年以降「勉学援助制度」に取り組み、2020年1月からは「たすけあい奨学制度」に賛同し、卒業式の出資金返還や、店頭で、組合員のみなさんからの寄付を募っています。
2022年10月~23年9月の間、大学生協勉学援助制度(大学生協たすけあい奨学制度の旧名称)への募金呼びかけを行い189,750円集まり送金しています。
経済的に困難のある方に10万円を給付し、これまでに全国で5,494名に給付が行われています。
給付金額は十分とは言えませんが、精神的な支援となることも多く、学業を継続するための大きな力となっています。なお、松山大生からも2023年9月までに107件の申請があり、45件の方に約450万円が給付されています。
各店舗の出口(カウンター)付近にこのような募金箱を設置しています。
ぜひ、自分のために、松山大学の仲間のために、そして全国の仲間のためにご協力ください。
3.たすけあい奨学制度の申請方法等について
奨学金受付者の声(クリックすると外部サイトに移動します)
詳しくは下記URLからご覧ください。たすけあい奨学制度の内容、応募資格と方法や応募用紙などが掲載されています。
https://www.univcoop.or.jp/syogakuzaidan
ぜひ皆さんご理解とご協力をお願いします。